☆夏を制するもの☆
夏をいかがお過ごしでしょうか? 夏を制するものは受験を制す なんて受験生のころよく言われたものですね。 でも実際夏を過ぎるとあっというまに日が過ぎていきますから どんな立場の人であっても、夏はだいじな時間です。 この8月は雨の日が多かっ […]
夏をいかがお過ごしでしょうか? 夏を制するものは受験を制す なんて受験生のころよく言われたものですね。 でも実際夏を過ぎるとあっというまに日が過ぎていきますから どんな立場の人であっても、夏はだいじな時間です。 この8月は雨の日が多かっ […]
上野で長次郎のお茶碗を拝見して帰った夜、 相も変わらずあの樂茶碗が語りかけるものは何なのか? と、また考えずにはいられませんでした。 清浄無垢でもなく、邪気でもなく、 個性もなく、装飾的美しさもない。 でもどんな芸術よりも格の高いものを […]
遠い時をこえて 再会しました 川端 康成 『 古 都 』 これはわたしが初めて読んだ純文学の本なんです。 中学生のころ 読み終わったとき、ひとつ大人になったような気がして 両親にむかって得意気に報告したのが昨 […]
源氏物語de女磨き 前回、母性の美について語りました。 よく観音さまのやさしさは、母の愛にたとえられることがあります。 たとえ火の中であっても、わが身をかえりみず助けに来てくれる存在。 しかし、式部の生きた平安時代、女性は成仏できないと […]
昨年は自然に導かれるように、色んなことが花ひらいた年でした ブログにおいては、ふとはじめた源氏物語de女磨きが みなさまに愛読していただけたこともその中の一つ。 このテーマ、どんどん掘りさげていきたいところですが、 今日は「愛」について […]
源氏物語de女磨き いま夜になると外は虫たちの合奏がにぎやかで 鈴を振ったような音色がなかなか優雅ですね 秋は夜長がお楽しみ。お月見などもステキです。 古典の世界の人々は、現代人よりもずっと月をながめています。 源氏物語で […]
源氏もいいけれど この季節はやっぱりこれです 春はあけぼの やうやうしろくなりゆく山ぎは すこしあかりて 紫だちたる雲のほそくたなびきたる 早起きなさる方なら、今こんな色合いをごらんになれるでしょうね。 ここ […]
今回源氏物語をところどころ読み返し、発見したものは数多くて めまいがしそうです わかりやすいところをピックアップすれば、 女性の運命を考察する上でこのヒロインも魅力的でした。 花散里 わたしが10代のころは、花散里は地味す […]
先日トーク番組で、高嶋ちさ子さんを拝見しました。 音大受験前バイオリン練習だけで1日10時間かけていた、 みんなそのくらいやっています、とおっしゃっていました。 頭と心だけでなく、筋力も酷使するバイオリンの練習を10時間とは、 アスリー […]
『 花にもの思う春 』 日本語を使うすべての人、どんな形であれものを書く人ならば 目を通して損はない一冊だと思います。 白洲正子による新古今和歌集の歌論書ですが 日本の文学や美術、芸能、そして武芸にいたるまで もっと広げて […]