ジュエリーの神秘 ~パリ・グランメゾンの世界~
再放送だったのかな?すごくステキでした。
ヴァンドーム広場のグランメゾンとよばれる宝石店を取材したもので
豪華なジュエリーにため息。
とくに素晴らしかったのがブシュロンのこのイヤリング
本物の孔雀の羽のようにゆらゆらふわふわとなびくのです。
はずしたくないです~と知花くららさん。
わかります
大好きなヴァンクリも紹介されました。
パリでも日本でも人気のアルハンブラ。
お手ごろでカジュアルにも使えるのが便利だったけれど
最近はこれも高いですよね~~~ どうしてぇ~
ブランドものって振り回されるのは知的じゃないし
逆に目の敵にして毛嫌いするのも美しくないですよね。
番組で案内役だった女性の言葉にとても共感しました。
「 フランスのジュエリーをみるときは、値札を見るだけじゃだめよ。
高すぎると思うだろうし、確かに高価なジュエリーを買える人は限られている。
でも、ジュエリーは美術作品としても楽しめるの。
ヴァンドーム広場のショーウインドウのネックレスも、ルーブル美術館の絵を
鑑賞するように楽しむことができるのよ。
おなじように歴史や人間の物語があり、社会を映し出す鏡でもあるわけ。」
OLの頃に疲れていても、帰りに立ち寄ったデパートのブランドフロアを
一周するころには疲れが吹き飛んでいる!なんてことがよくありました。
お買い物しなくても、なにか満ちていく充足感があって。
それは美術館で名画に酔いしれるときと似ています。
ブティックを回るのも立派な自分磨きということでしょう。
ブルボン王家をはじめ世界中の王族、貴族、ハリウッドスターたちとのエピソードが
紹介され、メゾンの血肉をともなった物語にときめきました。
時間と距離をこえ、熱い情熱と卓越した技術、そして歴史上の人物の息吹きが伝わって。
そんな歴史が詰まったメゾンのジュエリーなんだわ・・・と思ったら
自分もまた物語の中へ迷い込んだ不思議な感覚になって
今日はしみじみ宝石を眺めてみました。
もっと大切に扱わなくちゃ。
アラフォーにもなれば物欲は少なくなるもの。
良いものを、少なく、長く 使っていきたいと感じています