☆ジュエリーの神秘☆

 

ジュエリーの神秘 ~パリ・グランメゾンの世界~

 

再放送だったのかな?すごくステキでした。

ヴァンドーム広場のグランメゾンとよばれる宝石店を取材したもので

豪華なジュエリーにため息。

とくに素晴らしかったのがブシュロンのこのイヤリング

 

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本物の孔雀の羽のようにゆらゆらふわふわとなびくのです。

はずしたくないです~と知花くららさん。

わかります

大好きなヴァンクリも紹介されました。

パリでも日本でも人気のアルハンブラ。

お手ごろでカジュアルにも使えるのが便利だったけれど

最近はこれも高いですよね~~~ どうしてぇ~

 

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ブランドものって振り回されるのは知的じゃないし

逆に目の敵にして毛嫌いするのも美しくないですよね。

 

番組で案内役だった女性の言葉にとても共感しました。

 

「 フランスのジュエリーをみるときは、値札を見るだけじゃだめよ。

高すぎると思うだろうし、確かに高価なジュエリーを買える人は限られている。

でも、ジュエリーは美術作品としても楽しめるの。

ヴァンドーム広場のショーウインドウのネックレスも、ルーブル美術館の絵を

鑑賞するように楽しむことができるのよ。

おなじように歴史や人間の物語があり、社会を映し出す鏡でもあるわけ。」

 

OLの頃に疲れていても、帰りに立ち寄ったデパートのブランドフロアを

一周するころには疲れが吹き飛んでいる!なんてことがよくありました。

お買い物しなくても、なにか満ちていく充足感があって。

それは美術館で名画に酔いしれるときと似ています。

ブティックを回るのも立派な自分磨きということでしょう。

 

ブルボン王家をはじめ世界中の王族、貴族、ハリウッドスターたちとのエピソードが

紹介され、メゾンの血肉をともなった物語にときめきました。

時間と距離をこえ、熱い情熱と卓越した技術、そして歴史上の人物の息吹きが伝わって。

そんな歴史が詰まったメゾンのジュエリーなんだわ・・・と思ったら

自分もまた物語の中へ迷い込んだ不思議な感覚になって

今日はしみじみ宝石を眺めてみました。

もっと大切に扱わなくちゃ。

 

アラフォーにもなれば物欲は少なくなるもの。

良いものを、少なく、長く 使っていきたいと感じています