☆すてきなお嬢さん☆

 

すごく久しぶりにドラマをみています。

 

ツバキ文具店

 

鎌倉を舞台にした映画やドラマは近年とくに多いですが

わたしはほとんど見たことがなくって。

でも これはちょっとハマリそうです。

 

すこしまえに多部未華子さんがお出になった

ミュシャの美術展の特番をみていて

多部ちゃんってステキな子~

と 感心したことがありました。

 

なんというのかしら、自然体でのんびりした雰囲気。

でも豊かな感性をお持ちで。

 

教養番組に出る芸能人って、なにか気の利いたコメントをしようと

しがちなのに、彼女はその点、まっさらで誠実でした。

わからないことはわからないと言えるって

もっとも知的なことかもしれないと思いました。

 

ドラマ ツバキ文具店で その時の雰囲気がそのまま重なるのは

彼女演じる鳩子 ポッポちゃんが、代書屋というお仕事で

なにかに操られるように手紙を書くシーンがあるからです。

 

じぶん、じぶん、の時代の風潮のなかで

たおやかに輪郭が淡く

透明感ある多部さんが

女優さんと言うお仕事につかれたのは天職かもしれないな~

と おもしろく感じました。

 

tubakis-

 

ひとむかし前にはあったけれど

そういえばすっかり忘れかけていたもの

地味でささいなこと

丁寧な暮らしとか

まちのぬくもりとか

やかましいお年寄りとか。

 

紙や鉛筆の匂いとか

美味しいものをわかち合うこととか。

 

積み重ねること

地に足が着くことが

限りなくよろこばしいこととか。

 

いつだって

モノやコトのむこうには人がいて

世の中は人の想いが織り成しているんだってこと・・・

 

鳩子をめぐる人々がゆったり時間をつむいでいく

ツバキ文具店

鎌倉の海のようにひろびろと

金曜の夜 疲れたカラダをやさしくほぐしてくれそうです